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【2025年版】5chで話題の個人間融資は危険?安全な借り方と実態を口コミから徹底検証

「銀行やカードローンで借りられない」「ブラックで審査が通らない」
そんなとき、5chやX(Twitter)などのSNSで目にするのが個人間融資です。

「即日借りられて助かった」という声がある一方で、
「詐欺に遭った」「法外な金利を請求された」といった被害報告も多数。

本記事では、5chの口コミや実際の事例をもとに
個人間融資のリスク・実態・安全な借入方法
詳しく解説します。

5chの口コミから見る個人間融資の現状

闇金に関する口コミ情報が寄せられる借金生活版

5ch「借金生活板」「闇金情報スレ」での報告を要約すると
以下の声が多く見られます。

  • X(Twitter)で知り合った貸主に前払い金を送ったら音信不通
  • 契約書なしで口約束、後から週利50%を請求された
  • 延滞したらSNSで家族や職場に連絡され、脅迫まがいの取り立てを受けた
  • 審査なしで即日10万円借りられたが、返済計画をきちんと立てれば便利かも

一見「助かった」という声もありますが
その多くが業者や貸主による自作自演の投稿(ステマ)の可能性が高いと指摘されています。

個人間融資の3大リスク

1.詐欺被害(前払い金・保証金詐欺) 
・借入前に「保証金」「手数料」を請求し
 支払った途端に連絡が取れなくなる手口が横行。
・SNSや掲示板を介した相手は匿名性が高く、追跡や返金が難しい。

2.違法な高金利(週利100%超え)
・日本の貸金業法では年利20%(10万円未満も最大20%)が上限
・5chの報告には、週利100%(年換算5000%超)といった極端な条件も多い。

3.法的保護を受けられない
・無登録業者や契約書なしの取引では、トラブル時に裁判や警察が対応しにくい。
・延滞時の取り立てが暴力的・脅迫的になるケースもある。

なぜこんなにも多くの人が個人間融資を利用するのか?

  • 金融ブラックや総量規制などの理由により、銀行や大手金融機関から借りられない
  • 即日で現金を手にできるスピード感
  • 5chやSNSで「優良な貸主がいる」「助かった」という口コミを信じて申し込んだ
  • 周りに知られずにお金を借りたい

中には、実際にスムーズに借りられたという声もありますが
その多くは貸主側の宣伝や誘導投稿である可能性が高いのも事実です。

個人間融資をどうしても利用する場合の注意点

  • 契約書を必ず作成する
    貸付金額、利息、返済期日、取り立て条件を明白にする。

  • 貸金業登録の有無を確認する
    登録されていない個人からの貸付は、トラブル時に法的保護を受けにくいため危険。

  • 前払い金や保証金を要求する相手は避ける
    これはほぼ確実に詐欺です。

安全に資金を調達する方法

個人間融資を検討している人が、トラブルを避けつつ資金を調達する方法として
以下の選択肢があります。

1.公的支援を最優先(低金利または無利子で利用可能)
生活福祉資金貸付制度
・緊急小口資金(社会福祉協議会が実施)

2.専門家に相談し、債務整理や返済計画を見直す
・弁護士や司法書士への無料相談を利用し、利息カットや返済負担軽減を検討。

3.大手消費者金融で即日融資
・プロミスやアコムなどは、条件によっては当日融資が可能。
・金融事故歴があっても審査次第で利用できる場合もある。

法テラスが示す借金に関するよきゅある相談についての記事

公的支援と民間融資の比較(安全性・コスト)

融資方法金利・手数料即日性安全性(法的保護)
個人間融資(5ch・SNS)年500%〜5000%高い低い(ほぼ違法取引)
生活福祉資金貸付制度年1.5%以下、無利子も可やや遅い高い
プロミス・アコム
(大手消費者金融)
年4.5%〜18%即日可高い(登録業者)

参考元厚生労働省, 全国社会福祉協議会, プロミス公式サイト, アコム公式サイト

専門家のアドバイス(司法書士コメント)

「個人間融資の相談は毎月寄せられていますが、ほとんどが違法金利や詐欺絡みです。
返済に困った場合は放置せず、早めに司法書士や弁護士に相談
取り立てや利息を合法的に整理することが重要です。」

引用元グリーン司法書士法人運営-借金返済ノウハウ

よくある質問(FAQ)

Q1. 個人間融資は違法ですか?
A. 登録された業者や適法な契約であれば違法ではありませんが
5chやSNSで募集される個人間融資の多くは貸金業登録がない無許可業者です。
年利20%を超える違法金利や取り立て行為が横行しており
金融庁も「SNS経由の個人間融資は違法貸付や詐欺の温床」と警告しています。

Q2. 5chやSNSの口コミで「助かった」という声は信用できますか?
A. 一部は実体験ですが、多くは貸主や業者による自作自演の投稿(ステマ)の可能性があります。
特に「即日で10万円借りられた」「審査なしで安心」などの文言が目立つ投稿は要注意です。
口コミだけを鵜呑みにせず、貸金業登録番号や契約条件を必ず確認しましょう。

Q3. 個人間融資で返済できなくなった場合、どう対処すればいい?
A. 違法な高金利を課されている場合、返済を続ける義務がないケースもあります。
司法書士や弁護士に相談すれば、取り立ての停止や
違法利息のカット+過払い金返還請求が可能になる場合があります。
早めの相談が生活再建のカギです。

Q4. 急ぎでお金が必要な場合、どこで安全に借りられますか?
A. 公的支援制度(生活福祉資金貸付や緊急小口資金)や
大手消費者金融(プロミス・アコムなど)が安全です。
これらの業者は貸金業登録しており、法定金利内で即日融資が
可能な場合もあります。
SNSや掲示板の無登録業者よりも、まずは正規の業者を優先して
頼りましょう。

Q5. 個人情報が晒されたり担保を取られることはありますか?
A. 5chやSNSの個人間融資では、身分証や勤務先情報銀行口座を
担保として要求されることがあります。
返済が滞ると、SNSやネット掲示板で個人情報を晒されたり
口座売買など犯罪に巻き込まれるリスクがあります。
安易な考えや気持ちで絶対に個人情報を提供してはいけません。

まとめ:5chの情報だけで判断しないこと

5chやSNSには、個人間融資に関するリアルな声が集まりますが
自演投稿ともいわれるステマや詐欺師の投稿が紛れ込んでいるリスクも非常に高いです。

一時的な資金確保のために利用した結果
違法金利や詐欺被害でさらに生活が困窮するケースが後を絶ちません

安全にお金を借りたい場合は、まずは公的支援や専門家への相談を検討し
どうしても個人間融資を利用する場合は、法的な枠組みを整えてからにしましょう。

相談窓口(公式情報)

免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の個人間融資の利用を推奨するものではありません。
借入を検討する際は、必ず合法的かつ安全な手段を選び、必要に応じて専門家に相談してください。

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